2025年版 ファクタリング市場の現状と展望
~メディカル、売掛債権買取分野の全貌~ =10兆円産業に向けて=
ファクタリング市場につき、2024年度(2025年3月期)の市場規模(診療報酬等・売掛債権買取額)を6.0兆円と推計し、業界動向をまとめました。
市場規模算出、レポート発刊の目的
- 2025年7月、アンクパートナーズ合同会社では、ファクタリング市場につき、2025年3月期の市場規模(売掛債権買取額)を6.0兆円と推計し、業界動向をまとめました。
- 我が国では50年という歴史を持つ伝統的産業でありながら、当業界の統計データはなく、業界動向や市場規模をまとめた資料がない状況です。また、事業の持続的成長のための戦略的な早期資金調達ニーズを有するファクタリングの正しい認知が進まず、まだまだ利用が少ないのも現状です。
- そこで、業界の正しい認知の訴求と発展を目的に、買取型及び介護・診療報酬などのメディカル系のファクタリングにつき、市場規模の算出(推計)と共に、市場動向、業界動向の把握と参入企業の実態などを定量・定性の両面から捉え、業界の将来展望や課題をまとめ、レポートを発刊しました。
市場規模
- 2024年度は、緩やかな景気回復が続いたが、日銀の政策変更に伴う金利の上昇や米国の関税政策の変更などの影響により、景気の先行き不透明感が高まりつつある。同時に資金調達ニーズも強まり市場規模は拡大し6.0兆円と推計
- 今後は、手形廃止、振込増加でファクタリング環境はポジティブ、増加と予測
- 当ファクタリング市場は、市場の5割強を買取兼業が、3割強を買取専業、1割をメディカル系が占めると推計。買取専業とメディカル系はまだまだ市場規模は小さいが、増加基調にあり成長市場である
【ファクタリングの市場規模(全体)】
※メディカル分野(診療報酬、介護報酬等)、買取兼業分野(主に大企業向け)、買取専業分野(主に中小企業向け)の個別分野についても市場規模を推計
本年版での新たな考察、分析、集計
- 法規制の可能性に係る考察と留意点
森・濱田松本法律事務所 外国法共同事業 パートナー 弁護士 篠原孝典氏 執筆
~法規制の全体像の解説および法規制の可能性や規制無き状況で何を留意すべきかの視点~
- マーケットプレース型ファクタリングマッチングサービスの現状を取材
(株)WINWILL(https://winwill.co.jp/)【サービスサイト】https://www.cash-bridge.com/
- 対面とオンライン型の手数料率比較
- 業界構造の2カ年比較
- 商品スペック(手数料率、買取下限・上限額、審査スピード、対象、申込チャネル等)の2カ年比較
業界動向
- 50年以上の歴史を持つ伝統的産業だが、撤退と新規参入が相次ぎ新陳代謝が図られている。市場規模も拡大基調にある成長産業
- 専業分野では異業種からの子会社参入相次ぎ、会計ソフト、地域金融機関等との連携が進展、エンベディットファクタリングによる販路の拡大進む
- オンライン完結型やスマホ、アプリでのデジタルファクタリングも広がっている
企業動向等
- 少なくとも当市場には200社程度は参入企業が存在
- 本レポートでは、メディカル専業、買取兼業(メディカルとの兼業含む)、買取専業(メディカルとの兼業含む)の169社を対象に集計、分析
その他集計・分析情報
- 主な参入企業
- 市場動向、業界動向
- 業界の主な動き(行政、法整備、個社の動向)
- 収益性、設立年、資本金、従業員数、分野別手数料、審査・入金スピード、取引形態、買取金額、利用対象、契約チャネルの分布、構成、撤退状況等(項目によっては2カ年の比較・変化も集計)
- 貸付型クラウドファンディングを利用した、専業者等の資金調達額
- 市場展望、課題、他
もくじ
体裁、価格など
販売価格 : 【PDF版】132,000円(本体価格:120,000円、消費税:12,000円)
発行日、体裁 : 2025年7月16日、A4判 117ページ
発行所 : アンクパートナーズ合同会社
ホームページアドレス : https:// www.ankhpartners.com
お申し込み先 : info@ankhpartners.com
お問い合わせ : (tel)090-9158-3109
リリースのダウンロード、お申込み
※お申込みのメールを確認後、PDF版レポート(4MB)とご請求書を各々別メールにてご送付いたします